おかえりなさい、はやぶさ

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 昨日の夕方から小惑星探査機「はやぶさ」が奇跡の帰還するということで、パソコンの前に釘付けでした。
 はやぶさは、地球に近づく軌道を持つ小惑星イトカワから表面の物質(サンプル)を地球に持ち帰るミッションで受けて2003年5月に地球から打ち上げられ、2005年9月にイトカワに到着し同11月には2度の着陸も成功。しかし、その後3ヶ月くらい通信が途絶え絶望かと思われたが奇跡の復活をとげ、表面サンプルが入っている可能性のあるカプセルを収容して地球に向けて帰路につく。その後何度かの困難なトラブル発生にも技術者さん達の努力と工夫によって、昨日の22時52分に7年間の遠い旅を終え地球に奇跡の帰還を果たした。 ただ、帰還といっても、貴重なサンプルの入ったカプセルを地球に放出し、自身は大気圏への再突入で燃え尽いてしまうという、ドラマチックな帰還でしたので、帰還時の映像をLIVEで見ていた自分と長男は非常に感動しました。

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 このはやぶさプロジェクトは、サンプルリターン(天体表面のサンプルを持ち帰る)探査を支える技術の工学実証PJであって、その重要な技術実証は4つあって、①イオンエンジンによる惑星間航行、②光学情報を用いた自律航法と誘導による天体への着陸、③微小重力下の天体表面サンプルの採取、④カプセルを惑星間飛行起動から直接大気に突入させることによるサンプルの回収だったそうです。③のサンプル採取に関しては、回収されたカプセルの中の確認が必要ですが、ほぼすべての実証が出来たわけで、本当に素晴らしい。 

 このプロジェクトによって小惑星への着陸と往復は世界初の快挙であり、宇宙航空学での日本の技術力の高さを証明したものであり、今後の技術研究・開発にも大きな後押しになることだと思う。これからも技術立国ニッポンをより高めるためにも、技術者の皆さんには頑張ってもらいたい。

 それはそうと、民主党の事業仕分けでは、JAXAの宇宙航空技術開発費は17億の概算要求が3,000万に減らされる(というより殆ど中止?)にされたけど、今回の成果を民主党の皆さんはどう見ているのであろうか? ちゃっかりしている民主党の事だから、絶賛して復活って事になるんじゃないかな? 枝野幹事長や蓮舫行政刷新大臣のコメントを聞いてみたいものだ。科学技術の発展の必要性がわからないとは、なんとも情けないよなー。
 それともうひとつ、昨日思ったことなんだけど、こんな世界初の偉業を達成して世界に対してニッポン技術力を示したイベントだったのに、NHKをはじめ民放TV各社がどこも、この帰還を中継してくれなかったことが情けない。他国でさえ生中継したところもあると聞くし、、、、なんでもNHKの言い分だと、サッカーワールドカップ放送があって外せないとか何とか・・・ 日本戦でもあるまいしね。 こっちも民主党同様に本当に情けない。

 それと、昨日のはやぶさの帰還で盛り上がり、大変嬉しかったけど、それにもうひとつ個人的に嬉しいことがありました。最近、宅浪している長男が息切れ気味なのか、心がちょっと折れ気味になってしまっているのか、元気もなく生活リズムも乱れていて、実は大変心配してました。それが、昨日のはやぶさの帰還を一緒に観るときは元気になり明るくなってくれました。もともと、科学には非常に興味を持っている長男なので、今回のはやぶさの奇跡をきっかけに、自分の夢に向かって、リスタートを切って欲しいと思う。


写真は、1枚目ははやぶさが燃え尽きる前に撮影した地球の写真。 2枚目は、読売新聞社のカメラマンが撮影した燃え尽きるはやぶさです。無断で借用しちゃいましたので、もし問題があったらご連絡ください。


 

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この記事へのコメント

やーくん
2010年06月15日 12:17
ずっと見守ってきたんで。
号泣です。
しかも、最後の写真、
自ら姿勢を変えて、カメラを地球にむけての撮影。
号泣。これ以上オッサンを泣かせないでくれ~
wani
2010年06月15日 19:50
最後に送信してきた地球の写真は本当に素晴らしい写真ですよね。何か神がかり的なものを感じますよ。
この快挙の感動を、多くの子供達に感じて欲しいです。

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